昼夜問わず何回もトイレに行きたくなる、我慢ができない、さっき行ったのにまた行きたくなるといったことはありませんか?
特に水分をたくさん摂っているわけでもないのに…など心当たりがなくお悩みではないでしょうか。
今回はすぐトイレに行きたくなる原因とその対処法について解説します。
場合によっては重大な疾患が潜んでいる可能性もあります。
この記事でしっかり確認して対処していきましょう。
すぐトイレに行きたくなる原因
習慣になってしまっている
「あらかじめトイレ」とも呼ばれますが、尿漏れや頻尿が心配で尿意が感じていないのに「あらかじめ」トイレに行ってしまう習慣ができてしまうのです。
カフェインの摂りすぎ
カフェインが多く含まれる飲み物といえばコーヒーですが、他にも緑茶や紅茶、ウーロン茶、コーラにもカフェインが多く含まれています。
精神的影響
緊張感や不安感が大きいと、尿意が起こりやすくなることがあります。
すぐに解決することは難しいかもしれません。
しかし尿意が精神的影響を受けることは事実ですので、少しずつ解決していきましょう。
病気の影響
過活動性膀胱や前立腺がん、膀胱炎、神経異常と様々な原因があります。
痛みや血尿など、他の症状を伴うことが多いですが、トイレが近いという症状だけが出現している場合もあります。
一度医療機関に相談しましょう。
すぐトイレに行きたくなる場合の対処法
先ほど挙げた原因に、当てはまるものはありましたか。
まず最優先で、医療機関を受診し病気の存在を明確にしなければなりません。
そのうえで以下3つの対処法を行っていきましょう。
お薬を服用する
自分には心当たりがなくても、病院で検査し経験豊富な医師の診察によって原因や対処法がはっきりします。
医師から病態や薬の説明があると思います。
疑問があれば必ず質問しましょう。
何かしら返答してくれるはずです。
決して疑問に感じるからと自己判断で薬の服用を中断してはなりません。
診察時に原因がはっきりせずとも、考えられる原因を1つずつ検証するために処方されることだってあります。
医療スタッフを信じて、指示どおりに服用を続けましょう。
飲み物に気をつける
2つのポイントに気を付けましょう。
まずは水分摂取量です。
人間は一度に200ml以上の水分を吸収することはできません。
また1日の適正水分摂取量は「自分の体重×35ml」ですので、この量を超えないようにしましょう。
2つ目はカフェインを含んだものを摂りすぎないことです。
コーヒー以外に緑茶や紅茶、ウーロン茶、コーラにもカフェインが多く含まれています。
禁止するのも辛いと思います。
一杯ずつ減らしてみて自分の適量を見つけてみましょう。
膀胱のトレーニングをする
病院にかかると指導されることがあるかもしれません。
トレーニングといっても尿意を我慢するだけです。
最初は5分未満の我慢でも良いので、少しずつ時間を伸ばしていきましょう。
本来膀胱は尿意を感じてから1時間は我慢できるようになっています。
尿意にはピークがありますので山を越えれば尿意が少しずつ収まってきます。
次第に自分でコントロールできるようになっているはずです。