冬の季節、トイレが寒いとズボンを脱ぐことさえも嫌になりませんか?
暖房便座でお尻は暖かいけど、体が冷えて辛いですよね。
そのうちトイレに行くのも億劫になって我慢することが増えると、膀胱炎など泌尿器疾患になりやすくなってしまいます。
トイレ暖房は、高齢な自分(または両親)には危なそうだし…。
けど寒いものは寒い!
そんなあなたの悩み今すぐに解決できます!
今回は、高齢者でも安心して使えるトイレ暖房の選び方を解説していきます。
また私がおすすめするトイレ暖房も紹介したいと思います。
暖かく快適なトイレ空間を実現しましょう。
高齢者のためのトイレ暖房の選び方
高齢になると、忘れっぽくなったり手元や足元がおぼつかなくなったりします。
火事の危険などを考えると、ストーブやヒーターはすごく怖いですよね。
しかし最近のトイレ暖房は、高齢者でも安心して使用できるよう様々な機能が備わっています。
トイレ暖房を選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえましょう。
転倒自動OFF機能が搭載されているか
トイレが広く、ジャマにならないところに暖房を設置できることが理想です。
しかしそううまくいかないものです。
近くに紙類がない位置に置こうとすれば、足を引っかけやすくなってしまうかもしれません。
また年を重ねればふらつきや足元がおぼつかなくなることもあります。
ですから暖房が転倒すると自動で電源が切れる「転倒自動OFF機能」が搭載されているか確認しましょう。
自動電源オフ機能が搭載されているか
トイレを暖かくするために基本的には暖房をつけたままにすると思います。
しかし用事で家を空ける時や就寝中などは電源を切らなければなりません。
忘れっぽくなった今、もし電源を付けたまま不具合が起きたらと思うと…恐ろしいですよね。
自動電源オフ機能(タイマー機能やサーモスタット機能)があるトイレ暖房を選びましょう。
防護網を触ってもやけどをしないか
暖房内部に触ってやけどをしないためにある防護網ですが、この防護網が高温になりやけどをしてしまっては本末転倒です。
金属製ではない網目の太い防護網を選びましょう。
稀に金属製防護網のトイレ暖房があります。
また網目が細いと表面積が大きく温度が高くなりますので注意しましょう。
おすすめのトイレ暖房3選
先ほど解説したトイレ暖房の選び方を踏まえ、私がおすすめのトイレ暖房を3つ紹介したいと思います。
アイリスオーヤマ セラミックヒーター JCH-TW122T
筒状で非常にコンパクト。
狭いトイレでもジャマになりません。
さらに本体を横向きにしても使用できますので、高さを気にせずに転倒も防止できます。
横向きに設置することで、廊下に置けば、しっかり足元を温めてくれます。
また人感センサー付きですので、トイレに入った時に自動で運転を開始します。
節電効果も期待できるトイレ暖房です。
大きさ:約15×16×40cm(幅×奥行き×高さ)
重さ:2.6㎏
自動オフ機能:あり(2時間後自動停止)
転倒自動OFF機能:あり
温風切替:2段階(強・弱)
チャイルドロック機能:あり
消費電力:約750W(弱)、約1100W(強・50Hz)、約1150W(強・50Hz)
コード長:約1.8m
価格相場:9,000円
山善 ミニセラミックファンヒーター DMF-SA066T
先ほど紹介したアイリスオーヤマのトイレ暖房よりコンパクトな機種です。
その小ささからトイレだけでなくデスクの下など、狭く足が冷える場所に置けば足元から全身を温めてくれます。また重さが約1.6㎏と非常に軽く、家中どこでも持ち運び使用できます。
さらに操作ボタンが2種類のみとシンプルで使いやすいです。
吹き出し口がやや小さく、コンパクトサイズであることから暖まりにくいのではと思うかもしれませんが、電源を入れてからすぐに温風が出ること、セラミックヒーターであることから暖房機能も申し分ないと思います。
大きさ:約16×12×27cm(幅×奥行き×高さ)
重さ:約1.6㎏
自動オフ機能:あり(設定温度以上室温上昇時)
転倒自動OFF機能:あり
温風切替:無段階(つまみ調整)
チャイルドロック機能:なし
消費電力:約600W
コード長:1.5m
価格相場:7,000円
スリーアップ ミニパネルヒーター PHT-1731MW
パネル型ヒーターでシンプルかつマットなデザインによって、清潔感があるおしゃれなトイレ空間に変貌します。
温風が出ないのでほこりが舞い上がる心配はありません。
またパネル型(薄型)であることから、場所を取りません。
壁にかけて使用することもできます。
大きさ:約38×19(台座含む)×32cm(幅×奥行き×高さ)
重さ:2.5㎏
自動オフ機能:あり(設定温度以上室温上昇時)
転倒自動OFF機能:あり
温度設定:無段階
チャイルドロック機能:なし
消費電力:300W
コード長:1.5m
価格相場:6,000円
トイレのスペースにも注意
トイレ暖房を置く時には、スペースに注意しなければ火事の危険や上手く暖かくならないといった問題が出てきます。
まず吹き出し口から10cm以内には物を置かないようにしましょう。
また効率よくトイレを暖めるためにトイレ暖房は窓側に起きましょう。
コンセントの位置が悪ければ、延長コードを使用するのも良いです。
どうしてもトイレ暖房を置くスペースがないという場合には、埋め込み型の暖房を検討した方が良いかもしれません。