外出先でウォシュレットを使って、家でも使いたいなと思っていませんか?
また高齢の方の介護をしていると、おしりをきれいにするにはトイレットペーパーだけでは大変です。
しかしウォシュレットには良い面ばかりではありません。
そこで今回は、ウォシュレットのメリットとデメリットを解説していきます。
ウォシュレットを検討する時の参考にしていただければと思います。
高齢者や介護でのウォシュレットのメリット・デメリット
ウォシュレットには以下のようなメリットとデメリットがあります。
・おしりの洗浄水をふき取るだけですむ(特に排便時)
・トイレットペーパーの節約、つまり防止
・洗浄水がはねる
・使いすぎると痔やかぶれの原因になる
それぞれ詳しく解説します。
メリット
高齢になるほど、お尻をしっかり拭くことが難しくなります。
視力も落ちお尻についた便が拭き取れていないことを確認できず下着を汚してしまいます。
また介護者がお尻を拭く場合はとても大変で、ウォシュレットで大部分が洗浄できていれば負担が少なくすみます。
便が柔らかかったり下痢であると1回拭いただけでは、きれいになりません。
何回もトイレットペーパーを使うことになり、トイレがつまりやすくなってしまうでしょう。
ウォシュレットを使えば、おしりについた洗浄水をふき取るだけなので、1回ですみます。
トイレットペーパーの節約にもなり、つまりを防止することができます。
デメリット
肛門部だけにウォシュレットを当てていれば、洗浄水が周りにはねることは少ないですが、汚れは肛門の周囲にもついていますよね。
肛門周囲にもウォシュレットを当てれば便座や蓋、最悪は床にまで飛び散ることもあるでしょう。
私は3年ほど、毎回10秒くらいウォシュレットを使っていますが、痔やかぶれは起きていません。
ですから個人差があるのかと思います。
ウォシュレットの刺激や洗浄水をふき取りそびれていることが原因になります。
実際に使用してあまりにひどい状態になるのであれば使用を控える、という感覚で良いと思います。
ウォシュレットを使用するメリットの方が大きいですから積極的に検討すべきです。
ウォシュレットが住宅改修の対象になるケース
ウォシュレット付き便座は条件次第で、住宅改修の対象になります。
その条件とは便器ごと取り換える場合です。
古いトイレから、新しいトイレやバリアフリートイレへの改修工事に伴ってウォシュレット付き便座を取り付けなければなりません。
便座だけの取り換えは住宅改修の対象にはなりません。
しかしホームセンターでは、数万円でウォシュレット付き便座を購入でき、取り付けサービスを行っているところもあります。
数十万円もかかるわけではないので、住宅改修の対象外であってもウォシュレット付き便座へ取り換えた方が良いでしょう。
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