トイレのつまりに薬剤を使っているが解消せず、お悩みではないでしょうか?
パッケージには「排水管のつまりを解消!」と書いているのになぜ解消しないのか…。
トイレつまりの原因は1つだけではありません。
原因に合った解消方法を行わなければならないのです。
水回りの排水管つまりのアイテムとして「パイプユニッシュ」が有名です。
しかしパイプユニッシュでも解消しないつまりには、サンポールが有効な場合もあります。
今回は、そんなサンポールの効果や使い方を解説していきます。
トイレつまりの原因は様々ですから、1つ2つの方法が上手くいかないからと便器を買い替えるのは早計でしょう。
あなたにもできることはまだあります。
もうひと頑張りしてみませんか?
トイレつまりでサンポールが効果的なのは尿石汚れのみ
尿石とは、その名の通り尿が石のように結晶化したものをいいます。
トイレの黄ばみの原因としてよく知られていますが、トイレつまりの原因にもなります。
便器に黄ばみがなくとも、排水管に尿が結晶化し溜まっている可能性があるのです。
尿石はアルカリ性ですので、酸性の薬剤を使わなければ落とせません。
一般的なトイレ用洗剤は中性ですし、パイプユニッシュなどの薬剤はアルカリ性です。
そこで酸性薬剤であるサンポールが有効になります。
トイレでサンポールを効果的な使い方
トイレつまりにサンポールを使用する場合、手順はサンポール本体裏に記載されている使用方法とは少し異なります。
少々手間になるかもしれませんが、数万円もの修理費をおさえることができます。
サンポールを使用する際には以下の点に注意しましょう。
薬剤が便器に残っていると、やがて乾きこびりつきます。
そこにアルカリ性薬剤を使ってしまえば、有毒ガスが発生するでしょう。
2~3回は流した方が良いです。
〇十分に換気する
薬剤は自然と揮発(空気中に舞う)していきます。換気をしないと揮発した薬剤を吸ってしまい体に悪影響をもたらします。
〇薬剤に触れない、かからないようにする
薬剤を使うときは、ゴム手袋、ゴーグルなど防具を使用しましょう。
(他の薬品も使用したい場合)
・薬剤を混ぜて使用しない、少なくとも1~2日空けて他の薬品を使う
キッチンペーパーでつけ置きにする
サンポールも含め、多くの薬剤は改良が繰り返され良い商品が次々と開発されています。
トイレ用薬剤では、きれいにしたい部分に長くとどまらせるため、どろどろしています。
しかしつまりが起きるほどに尿石が溜まっている場合、キッチンペーパーでつけ置きした方がより効果的に解消することができます。
またこのように尿石がひどく溜まっている場合には20~30分置いておくと良いでしょう。
そしてサンポールをかける前にはトイレに溜まった水を吸いだしておきましょう。
濃度が薄くならないようにするために重要です。
薬剤をつけブラシで擦る
キッチンペーパーでしっかりつけ置きした後は、そのまま流すのではなくブラシで擦り落とすと良いです。
サンポールと尿石が反応し、柔らかくはなっていますが完全に浮き上がっているわけではありません。
ブラシでこすって確実に落としましょう。
また、つまりが起きている場合、水の流し方に気を付けましょう。
レバーで流してしまうのではなく、やかんなどで少しずつ流していきましょう。
レバーをひねると1回分の排水が一気に流れます。
もしつまりが解消されていなければ、トイレが水浸しになってしまいます。
パック前にヤスリなどで軽く傷を付けておく
尿石は削っても落とすことができますが、削りすぎると便器も傷つけてしまいカビの原因になってしまいます。
尿石や黄ばみに対してヤスリ等を使う際は、表面を軽く削り傷をつけ、サンポールを浸透(反応)しやすくしてあげるイメージで行うと良いでしょう。
頑固なトイレつまりはプロに任せる
この記事で紹介した「サンポールの使用」やこのサイトでお伝えしている「自分で行えるつまり解消法」を実践してもつまりが解消しない場合は、プロのトイレ修理業者に依頼しましょう。
考えられる原因としては、プラスチック類等が排水管につまっていることがあります。
しかしそれ以外にプロの方でないと判別できない原因があるかもしれません。
いずれにしても市販の薬品やつまり解消グッズにて解決できないのであれば、悪あがきせずプロに任せることが最善かと思います。
トイレ修理業者の選び方は、このサイトでも解説しておりますので、ぜひご参考ください。
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