高齢者でも日々のトイレ掃除がらくらくに!見落としがちな箇所も紹介

高齢者トイレについてのトラブル

年齢を重ねると、トイレ掃除がだんだん辛くなってきますよね。

昔よりも力が入らなくなった、体が言うことを聞かず細かいところまで手が届かないなど思うように掃除できなくなってきます。

いつしか軽く掃除して終わり。
汚れが目立ってきたけど、どうしようもないとあきらめていませんか?
あなたの悩み今すぐに解決できます!

今回は、日々のトイレ掃除がらくらくきれいにできる方法を解説していきます。
またトイレ掃除で見落としがちな箇所も紹介します。

高齢になればそれだけ、自分では管理できないことが増えます。
自分に合った方法を見つけ、快適な生活を送りましょう。

高齢者でもトイレ掃除を楽にする方法


トイレだけでなく掃除全般に言えることですが、高齢になるほど手を動かさずに掃除する方法を見つけることが重要です。

ここでは以下の3つの方法について紹介します。

薬剤を使用する

便器やタンクの黄ばみ、黒ずみの掃除は洗剤だけでは、とても重労働ですよね。

トイレの汚れは色々な汚れが重なって落ちにくくなっていくので、中性洗剤に加えて塩素系や酸性薬剤を使い分けると良いでしょう。
それぞれの薬剤で、1つずつ落としていくイメージで掃除していきます。

汚れに合った薬剤を使えば、らくに汚れを落とすことができます。

それぞれの薬剤や洗剤は以下の対象に有効です。

・トイレ用中性洗剤
ほこりや表面に付着した排泄物を落とす
(商品例)トイレマジックリン

・酸性洗剤、クエン酸薬品
こびりついた排泄物(黄ばみ)などを落とす
(商品例)サンポール

・塩素系(アルカリ系)薬品
髪の毛やこびりついた便などタンパク質による汚れを落とす
(商品例)パイプユニッシュ

定期的にプロに依頼する

配管やタンクの中など素人(特に高齢者)では掃除の届かない箇所があります。

放置していれば、つまりや臭いの原因にもなりますので、3か月~半年に一回はプロの清掃業者に依頼しましょう。

トイレ空間全体を掃除してくれるプランもありますので、依頼した際には普段見落としがちな箇所や良い掃除グッズを教えてもらうといいと思います。

私のサイトでは、トイレ業者の選び方も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

流せる掃除グッズを使う

トイレの床や便器の拭き掃除では、あっという間に布巾がきいろく汚れてしまいます。

その布巾をしっかり洗って干して…大変ですよね。

そんな時はトイレに流せるものを選んでみましょう。

例えば、トイレ用ウェットシートや使い捨てブラシなどがあります。
薬局やホームセンターに必ずありますので、店員さんに教えてもらうのもいいかもしれません。

薬剤の使用には十分注意する


らくにトイレを掃除するには、各種薬品を組み合わせて掃除することが有効であるとお伝えしました。

しかし簡単に汚れを落とせる分、気を付けなければならないことがあります。

(薬剤の使用4つの注意点)

〇薬品同士が混ざらないようにする
特に酸性薬品と塩素系薬品が混ざると、有毒ガスが発生します。
黄ばみや黒ずみ、こびりついた便などを一度に落とそうとして、薬品を混ぜたり一緒に使ったりしてはなりません。
1つの薬品で掃除した後は、少なくとも1~2日空けて他の薬品を使いましょう。

〇薬品や洗剤をしっかり流す
強力な薬品や洗剤ほど、便器を傷つけてしまう恐れがあります。
容器の裏に書かれている取り扱い方法をよく読み、決められた時間以上は放置してはなりません。
また一度流した後も、2~3回はブラシで軽くこすり流すようにしましょう。

〇十分に換気する
薬剤が揮発(空気中に舞う)したり汚れと反応したりと、薬剤は目に見えない粒子となって空気中に滞留します。
これを吸い込めば薬剤が体の中を傷つけてしまいます。
入口や窓を開けたり、換気扇をつけたり十分に換気しましょう。

〇薬剤に触れない、かからないようにする
薬剤には頑固な汚れを落とすほどの効果があります。
そんな薬剤が体に付着すれば容赦なくあなたを傷つけてしまいます。
マスクやゴーグル、手袋を装着して掃除しましょう。

トイレ掃除で見落としがちな箇所


目に見えない部分でも汚れは蓄積し、やがては臭いやカビのもとになります。

日々のトイレ掃除では、以下の箇所を意識して掃除しましょう。

〇壁や天井
尿はねやほこりなど、床だけの掃除では不完全です。

〇ウォシュレットノズル
水の噴出口は、お尻の汚れが蓄積しやすいです。

〇便器と床の境目
つまようじ等で汚れをかき出しましょう。

〇便座と便器の間、接続部
よく見てみると、黄ばみや黒カビなど溜まっていることが多いです。

〇便座の裏
便器からはねた尿などが便座の裏を汚します。忘れず掃除しましょう。

〇換気扇周辺
ほこりが溜まり、換気力が弱まります。マメに掃除しましょう。

自分では、掃除しにくい箇所もあります。

素直にプロの清掃業者に依頼する方が良い場合もあります。

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